DHAについて

DHA(ドコサヘキサエン酸)は、不飽和脂肪酸に分類される。自らの体内では作ることが出来ず、摂取して体に取り入れることが必要になる栄養素である。DHAは脳膜を形成する材料としてとても重要な役割を担っている。脳内になる神経伝達細胞であるシナプスの材料となり、これらの細胞を活性化させる。情報伝達能力、記憶学習能力を高める成分として注目を浴びている成分のひとつだ。DHAは不飽和脂肪酸であるため、中性脂肪や血中コレステロールを低下させる働きもする。よって動脈硬化や脳卒中など深刻な病気を予防する働きもある。これら効果ゆえに、最近ではDHAのサプリメントも多く出回っている。

参考:オレオサイエンス総合論文 ドコサヘキサエン酸による脳機能改善作用と神経疾患への応用

DHA含有量が多い食材としてイワシがある。イワシは、ビタミンD3の含有量も多く、脳の活性化に有効な栄養素が含まれている食材の1つだ。このビタミンD3はカルシウムの吸収を飛躍的にアップさせる。脳の状態を集中力を高めて、パフォーマンスをよくするうえでは、精神の安定がかかせない。精神的に不安定な状態にあると、集中力が損なわれてしまう。精神の安定にはカルシウムが働くが、カルシウムは吸収率が良くないのである。イワシに含まれるビタミンD3をカルシウムと一緒に摂取するとカルシウムの吸収率は20倍になるのだ。栄養というのは相乗効果で吸収率の差が大きくなる。単品食べをしないでパランスよく食べることがいかに重要なのかということだ。

実際イワシを食べる際にも、カルシウムも一緒に摂取しようなどと考えなくても品数を多くすればカルシウムも自然にとれるのである。ちなみにカルシウムが含まれている食材は干しえびやしらすや豆類や少量にはなるが野菜にも含まれる。

DHAが豊富な食材ではイワシの他にウナギがある。イワシ同様他の魚に比べて脂肪分が豊富で、体の抵抗力をつけるビタミンAが豊富なのが特徴である。ビタミンAはイワシの100倍、牛肉の200倍含まれている。その他疲労回復効果の高いビタミンB群も豊富で疲れ気味ときに食べるのに非常に有効に働く。

DHAは油の多い青魚に基本的に多く含まれている。魚を食べることこそがDHAを摂取し、脳を活性化させるポイントだ。

なお、DHAの含有量が多い食材として、イワシとウナギを参考にだしたが、他に含まれている食材も多いのでイワシばかり食べる必要はない。